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「高山植物図鑑」登山道の花

キンポウゲ科 多年草 多数枚(裂 s0327 本州中部から北海道に分布、亜高山帯に多く生え、背丈1m程度までになる多年草。
根生葉は長い柄があり、径10−30cmで掌状に7−9裂し、裂片はさらに裂ける。
萼片は開花するとすぐに落ちてしまい、花弁は無く、白く見えるのは雄しべの柄(花糸)が残ったもの。
花の形が唐松の葉に似ている事と、葉がモミジ形からこの名が付いたのだろう。
よく似たもので、花が同じで、葉が2−3回3出複葉で、丸い小さな集団になったミヤマカラマツやが有るが、本種より標高の低い所で多く見る。
又、単にカラマツソウと云い、ミヤマカラマツの低山型のものも有る。
モミジカラマツ