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「高山植物図鑑」登山道の花

ヤナギ科 高木 穂状集合 春先〜春 s0381 北海道の一部から近畿地方、四国の一部に分布、低山の林道脇など、日当たり良く乾いた場所に生え、背丈5−10mになる落葉高木。
花期は3−4月、雌雄異株だが、雄花の径1cm長さ5−6cmの、ふさふさした黄色い毛の様な花は、未だ花の少ない時期に良く目立つ。
ヤマネコヤナギは別名で、正式にはバッコヤナギと云うらしいが、私には川辺のものも山のものも、皆ネコヤナギでも差し支えは無いが、区別のため判り易くヤマネコヤナギとしておく。
ただ、交配種も出来やすく、本格的に分類しようとすると困難を極め、専門家でないと手が出ないらしい。
ところで、本名のバッコヤナギの由来だが、アイヌ語のpakko(老婦)から来たとか、東北で婆ちゃんの事を婆っこと言うからと言う説、「跋扈」の跋=越える、扈=はねるから転じて、「のさばる・はびこる木」と言う説が有ったが、前者2説は、どこが婆さん似?、東北で婆っこ爺っこて言わないのでは?だし、「跋扈」も、どこでのさばり・はびこってるの?と、苦しい説明。
別名:ヤマネコヤナギ 雄花
本名:バッコヤナギ