検索ページへ  一覧表へ  富山橋トップへ 

「高山植物図鑑」登山道の花

ミズキ科 低木 茶褐色〜黒系


粗い集合
4枚(裂

実・種
春先〜春


冬〜春
s0384
s0584
ヒメアオキは、北海道から本州日本海側に分布、多雪地の里山から低山に生え、背丈1.5m程度になる常緑低木。
花期は3−5月、雄雌異株で、雄花は総状花序で小花は径1cmほどの黒系紫色で4弁。雌花は総状とまでは云えないものの、集まって咲き、小花は径1cmほどの薄紫がかった黄緑系で4弁になる。
果実は秋に赤く色付き始め、次の年の春まで残っている事が有る。
葉は大きさ10−20cm程度までになり、分厚く艶が有って、粗い鋸歯でになっている。
子供の頃、この木に傷付けると嫌な匂いがした記憶が有り、街家でこんなものを庭木にしている気が知れないと思っていたが、今では我が家の庭木にもなっている。
アオキは、太平洋側に多く背丈3m越えまでになる。
アオキ(雄花)
正しくは ヒメアオキ
アオキ実