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「高山植物図鑑」登山道の花

イネ科 茶褐色〜黒系 穂状集合 春〜初夏 s0518 クマザサの分類は、やや混乱している様で、分布域は日本各地だとか、京都のみだとかの説が見られる。
一般的には似た笹を総称しており、里山から亜高山帯に生え、背丈1−2m程度、太さ1cm程度、標高が高くなると、背丈50cm以下で、太さ2−3mmと細くなる竹。
葉の長さは30cm程度までか、葉の縁が白くなり、隈取りした様に見える事からクマザサの名が有るが、新葉は隈取が無く、冬に縁が枯れて隈取になる。
花は毎年では無く数十年に一度咲くと言われ、竹類は花が咲くと一斉に枯れる事は有名。しかし、花は毎年見るが、一斉に枯れた様子は見た事が無い。
鱒寿司や笹団子の竹の葉は総称のクマザサが使われている。
クマザサ クマザサ?
ネマガリダケではないと思う