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「高山植物図鑑」登山道の花

マメ科 蔓性木 赤系白〜赤紫 円錐・総状集合 s0530 沖縄を含む日本全土に分布、里から低山に生え、数十mの長い蔓になる落葉蔓性木。
他の木に絡み付いたり、草地を覆う様にはびこる。葉は3出で、大きさ10−20cm、茎も葉も毛が密生している。
花期は8−9月、花は10cm程度の長さの総状花序で、立ち上がって咲く。
厄介物扱いされているが、昔は家畜の餌にしたり、根を掘って葛粉を取ったり、時には根の繊維で布を織ったりして利用したとか。
子供の頃、我が家には馬・牛・山羊などがいたが、どれもこの葛を好んで食べた。
クズ