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「高山植物図鑑」登山道の花

ヤブコウジ科 草状低木 5枚(裂
実・種
初夏〜夏
冬〜春
s0568
s0568
北海道から九州に分布、里山から低山の樹林下に生え、背丈10−20cm程度になる常緑草状低木。
葉は互生するが、一見輪生状に見え、表面は濃緑色で光沢が有り、両面とも毛が無い。
花期は6−8月、前年枝の葉腋に白い花が下向きに咲き、径5−8mm程度、花後の果実は直径5−6mmで赤く熟し、来春まで残る。
私の故郷では、山中は勿論、庭先に雑草の様に生えていた。
別名ジュウリョウ(十両)で、正月の万両や千両とともに、縁起の良い実のなる木とされる。
又、同じ仲間のカラタチバナ(百両)は栽培される事が多く、野生が多いのでヤマタチバナ(山橘)の別名も有る。
ヤブコウジ
別名:ジュウリョウ
ヤブコウジ実