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「高山植物図鑑」登山道の花

カヤツリグサ科 多年草 穂状集合 春先〜春 s0589 北海道から九州に分布、里山から低山の道端などに生え、背丈20−30cm程度の常緑多年草。
葉は幅1cmほどの線形で、長さ20−30cm程度、やや光沢が有り、かなり硬く縁はざらつくが、ススキの様に手を切る様な感じは無い。
葉の根元は黒紫色になる事、根元から匍匐茎を出すのが特徴だとか。
春先、花茎の先端に穂状花序を出し、穂の径1−2cmの黄色く見えるブラシの様な花を咲かせる。
判りにくいカヤツリグサの仲間の中にあっては、比較的判りやすい種類ではないだろうか。
ちなみに、ミヤマカンスゲ、オクノカンスゲなどが良く似ている。
カンスゲ