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「高山植物図鑑」登山道の花

カヤツリグサ科 多年草 黄緑系白〜緑

その他(茶系)
円錐・総状集合

実・種
夏〜秋 s0590
s0727
北海道から九州に分布、低山の湿地に生え、背丈1mを越す程度になる多年草。
茎は鈍い3稜になっており、5−8節が有り、葉鞘は茎をぴったりと包み、葉は幅10−15mmの線形。茎上部に分岐して花序を出し、小穂を多数付ける。
花期は7−9月、花は目立たない黄緑色で、油の匂いがする言われるが、良く判らない。それより、映像の様に種子になると、油に漬けた様な色になり、穂に触ると、手がつるつる滑る感じになる。
判りにくいカヤツリグサの仲間の中にあっては、判りやすい種類ではないだろうか。
穂が小さく球形のものを、エゾアブラガヤと分ける説も多いが、中間的になる事が多く、ここでは分けない事にしておく。
アブラガヤ