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「高山植物図鑑」登山道の花

ナデシコ科 一年草 5枚(裂 s0593 沖縄を含む全土に分布、里や里山の道端などに生えるのが普通(これは標高600m辺りの車道脇に生えていた)、背丈10−20cmほどになる越年草。
葉は対生し大きさ1−2cm、茎は暗紫色になる事が多く、茎にも葉にも毛が有る。
花期は4−6月、花は白色5弁で浅く割れ、径1cm程度。花柄が1−2cmと長く、枝別れしている様に見えるほどに伸びるのが特徴的。
帰化植物のオランダミミナグサと似ているが、オランダミミナグサは花柄がほとんど見えないほどに短く、花は茎先端に集まって付く事で見分けを付ける。ただ、ミミナグサとの交配種も有る様で、見分けが付き難い事も有る。
最近里で見るのは、ほとんどがオランダミミナグサか交配種で、在来のミミナグサは少ないらしい。
で、この映像だが、典型的なミミナグサに比べ、茎の色が緑っぽいと思うが、花柄は長かった。
近くには茎が暗紫色で花柄が短めのものも有った。
ミミナグサ