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「高山植物図鑑」登山道の花

ヤナギ科 低木
穂状集合 春〜初夏 s0610 ネコヤナギなら北海道から九州に分布し、普通は平地から里山の川沿いに生え、背丈2−3mになる落葉低木。
花期は4−5月、早春に花芽が銀白の綿毛で包まれている事で有名。雌雄別株で雄花は黄色っぽく、雌花は白っぽいが赤も混じるとか。
葉は互生し、大きさ5−10cmの長楕円形、葉先が尖り表面は濃緑色で、主脈が白く目立ち、縁には細かい鋸歯が有る。
この映像は新緑の頃、標高900mほどの沢から50mほど離れた所に生えていた。
背丈は高い物で3m程度だったか、白い花穂は種になる寸前の雌花か、葉の中央脈が白く特徴的なところで、ネコヤナギと同定してみた。
総称のネコヤナギはいろんな種類が有るが、これは本家ネコヤナギかと思うが、生えていた場所や時期から、他の種類かも知れない。
ネコヤナギ Salix gracilistyla