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「高山植物図鑑」登山道の花

サトイモ科 多年草 黄緑系白〜緑

1枚(無裂

実・種子
春〜初夏

秋〜晩秋
s0614

s1461
北海道から九州に分布し、里山ではよく見かける。(と思っていたが、この仲間は種類は多いらしい)背丈50−70cmになる多年草。
葉は長い柄の1枚と短めの柄の1枚と計2枚付き、その1枚が更に分かれ小葉4−5枚付く。
花(仏炎苞)は上向き筒状で、先端が庇(ひさし)の様に冠り、緑と白のストライプが特徴的だが、紫褐色も混じる事が有るらしい。果実は熟すと真っ赤になり、少々毒々しい。
異様な形状や茎の模様から、ヘビを想像するらしく、この仲間花を総称してマムシグサと言う。
HPを検索するとマムシグサには諸説が飛び交っており、カントウマムシグサ、コウライテンナンショウ
ホソバテンナンショウ、ムラサキマムシグサは全てマムシグサの別名とする説や、紫色のものをムラサキマムシグサとし、緑色のものをカントウマムシグサ・コウライテンナンショウとする説が有る。
又、全て細かく分け、マムシグサと云う名は無いとする説も有る。
子供の頃、ヘビノハナと呼んで、触る事は勿論、近付く事さえ忌み嫌っていた。
コウライテンナンショウ
(学名:Arisaema peninsulae)