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「高山植物図鑑」登山道の花

カヤツリグサ科 多年草 赤系白〜赤紫 穂状集合 春〜初夏 s0643 北海道から九州に分布、低山から高山帯近くまでの樹林縁などに生え、背丈20−30cm程度の多年草。
花茎に根生葉は無く茎が地面から直接出ているが、葉は少し離れた所にロゼット状に生え、カヤツリグサ科とは思えないほど幅広い。
ミヤマモジスリの仲間かなと思う雰囲気が有るが、いわゆる花びらの様なものが見えず、ピンクと白の細い糸くずの様なものが見えている。
標高2000m程度の樹林縁の明るい場所に生えていた。珍しい花と思ったが、その後あちこちで見る機会が有る。
何故「鏨草」か?、葉が似ているとか花茎が似ているとか言われているらしいが、鏨にも形状がいろいろ有るので、何とも言い難い。
タガネソウ