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「高山植物図鑑」登山道の花

タデ科 多年草 赤系白〜赤 円錐・総状集合 s0684 本州中部から北海道に分布し、亜高山から高山帯の草地に生え、背丈50−80cm程度になる多年草。
葉はタデ科植物の特徴、茎を抱く様に付き、大きさ7−10cm程度で長楕円形ー長卵形で基部は耳形。
雌雄異株で、枝先に長さ20−30cm総状花序を出し、赤や黄・黄緑が入り混じった様な小花を付ける。
この映像は標高2100m辺りで撮影したが、平地に生えるスイバと全く同じに見えるので、人の体に着いて持ち込まれたものだろうと思っていたが、高山植物として別種だった。
平地のスイバとの違いは、スイバ鞘状托葉に切れ込みが有り、タカネスイバには切れ込みが有るのだそうだ。
立山室堂の様な人の多い高山では、外来種のエゾノギシギシが持ち込まれており、タカネスイバと良く似るが、エゾノギシギシの下部葉は2倍以上に大きい。
タカネスイバ