検索ページへ  一覧表へ  富山橋トップへ 

「高山植物図鑑」登山道の花

ツツジ科 低木 黄緑系白〜緑

壷・釣鐘

実・種


初秋〜秋
s0686
s0897
本州中部から北海道に分布、亜高山帯下部から高山帯の日当たりの良い場所に多く生え、背丈50cm程度までと、草状低木としたいほど小さい落葉低木。
葉は互生し、長さ15−25mmの倒卵形から楕円形、基部にほんの少し浅い鋸歯が有ると云うが、ほとんど全縁。
花色は白っぽい事が多い様だが、場所や日当たりにより、赤っぽい色も有る。扁平の壷形が普通と思うが、長めの壷形も有るらしく、花だけでは区別が出来ない。花の付く場所が、前年枝の先、今年枝の下に2−3個付く事が多いのが特徴。
果実は熟すと径1cmほどの黒い液果となり、先端はほとんど凹まず全体に丸いが、わずかに凹んだところが5角形から星形になる。
クロウスゴと花も実も良く似ているが、花で区別は難しいが、クロウスゴ実の先端は丸く深く凹む。
クロマメノキ クロマメノキ 果実
網目模様の葉はシラタマノキ