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「高山植物図鑑」登山道の花

カヤツリグサ科 多年草 穂状集合 s0688 標高2100m辺りの砂礫の草地と言う感じの場所に生えていた。背丈30−40cmくらいだった。葉は5−10mm程度で、柔らかい感じだった。
この種の物を同定するには、最低でも葉に毛があったか、苞の鞘(ほうのさや→茎を包むさや)の形や色はどうだったか、などはしっかり見ていなければならない。
しかし、いつもの事だが、全体がそれなりに判る写真だけ撮っており、同定には至らなかった。
仲間2、とはかなり違うが、今のところミヤマクロスゲが一番近い様に思える。
カヤツリグサ科の仲間 1
ミヤマクロスゲ?


カヤツリグサ科 多年草 穂状集合 s1443 標高2600m辺りの砂礫の草地と言う感じの場所に生えていた。背丈20−30cmくらいだった。葉は5−10mm程度で、やや硬く筋っぽい感じだった。
ミヤマクロスゲなら、本州中部から北海道に分布し、高山帯の草地や砂礫地に見られ、背丈20cm程度になる多年草。
茎は3稜形で平滑、基部の鞘は暗褐色で、葉は幅が3−5mm、とした説明を見つけたが、茎基部の詳細は写っていない。
花期は6−8月、小穂は茎に2−5個付き、黒っぽい穂から黄色い花が咲く。この黒っぽい穂(鱗片が濃紫褐色から黒紫色)と言うのが特徴らしいが、花が終わって穂が伸び始めると、別物になってしまうので、同定は困難と思う。
カヤツリグサ科の仲間 2
ミヤマクロスゲ?


カヤツリグサ科 多年草 穂状集合 s1447 標高2200m辺りの草地と言う感じの場所に、株立ちと言うより群生していた。背丈10−20cmくらいだった。葉は5−10mm程度で、やや硬い感じだった。
コタヌキランなら、本州中部から北海道の他に、大峰山・大台ケ原・屋久島の、亜高山の草地や砂礫地に見られ、背丈30−60cm程度になる多年草。

ネットを検索すると、果穂の映像が多く、花が終わって穂が伸び始めると、別物になってしまうので、同定は困難と思う。
カヤツリグサ科の仲間 
コタヌキラン?