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「高山植物図鑑」登山道の花

スイカズラ科 低木

5枚(裂 春〜初夏 s0695
s0705
主に東北から北海道に分布、亜高山から高山帯に生え、背丈1−2m程度の落葉低木。
花期6−7月、枝先に長さ4−5cmの、細長いラッパ状で、先端が浅い5裂の花を付ける。花全体は淡い黄色で、内部は最初、黄色い模様が有り、後にその模様が赤っぽくなる。
葉は対生し、大きさ10cm程度の楕円形から長楕円形で先は鋭く尖り、縁には鋸歯が有る。
この日は風が強く、この花の内部の模様と、淡い黄色が上手く写った映像が無かった。
他に、内部が赤いものと、全体が赤いもの、全体が黄色いものが混じったものが写っていた。
これはニシキウツギ(二色空木)かも知れないが、花色の内外とも赤に変化している様にも見えると思う。
ウコンで染めた様な色合いだからこの名なのだろうが、撮影場所では、映像で見える様に、極淡い黄色から白っぽいものと、内外とも赤色に変化しているものが多かった。
ウコンウツギ