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「高山植物図鑑」登山道の花

モクセイ科 低木 円錐・総状集合 春〜初夏 s0700
s1367
北海道から九州に分布、里山から亜高山帯下部の明るい谷沿いや林縁に生え、背丈2−3mになる落葉低木。
葉は対生し、長さ4−5cmの長楕円形、光沢は無く薄い感じで全縁、葉の先端が尖るのが特徴。
花期は6−7月、総状花序になり小花は白色4弁(裂で8mmほど、花付はやや少ないのが特徴。果実は5−6mm前後の球形で、紫黒色に熟す。
標高をブナ帯まで上げると、ミヤマイボタになり、イボタノキに比べると葉の先端が尖るのが特徴と云うが、そうとも限らないらしい。
左映像は1500m程度の所で撮ったもので、葉の先端は尖っているので、ミヤマイボタの可能性が高い。
右映像も1500m程度に有って、葉の先端がやや丸いものだが、ミヤマイボタだと云う、確かな情報が有るものの、葉の形や花の多さを決め手に、イボタノキとしておく。ちなみに、イボタノキの果実は楕円球形になるのが特徴。
イボタとは何?だが漢字は(水蝋)で、イボタを分泌する虫の着く木、と言うのが名の由来だとか。
09-12-17改
ミヤマイボタ
葉の先端が尖っている
イボタノキ ?
葉の先端が丸い