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「高山植物図鑑」登山道の花

シソ科 多年草 青系白〜青紫 円錐・総状集合 初秋〜秋 s0712 北海道から九州に分布、低山の沢沿いなどやや湿った草地に生え、背丈20−30cmほどになる多年草。
花期8−10月、花は茎途中の葉脇や先端に数段輪生して穂状になり、白〜淡赤紫色で唇形、3−5mm程度の小花を付る。花の付け根(萼)に毛が目立つ。
葉は柄が有り対生し、大きさ2−5cm程度の卵形から狭卵形で、粗い鋸歯が有り、両面にまばらに毛が有る。
図鑑やHPを見ると、仲間で似た花が多く、トウバナ類・クルマバナ類とも区別が難しい。
この映像の場合、9月初旬撮影で、花色が白〜淡い紫だった事、花の付け根(萼)に毛が目立つ様なので、イヌトウバナと同定してみた。
イヌ名の由来は、似ているが違う(異な物=否)と云う事から転じてイヌと付けられている。(役に立たないからではない)
イヌトウバナ