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「高山植物図鑑」登山道の花

ラン科 多年草 赤系白〜赤紫 3枚(裂 s0747
s0748
「地域外、上越境で」亜高山帯の高層湿原に生えていた。
北海道から九州に分布、日当たり良い湿地に生え、背丈20−30cm程度になる多年草。
花期は5−7月、花の形を「3枚(裂」では表せないが、目立つ花弁が3枚(唇弁が3裂)、中に突起が多数有る。
葉は2枚の様に見えるが、1枚は苞葉なのだそうで、葉は長さ5−10cm、巾1cm程度の披針形が1枚。
花の開き具合と色合いが、鳥のトキの色と飛んでいる姿に見えるのでこの名。
以前は里山の湿原でも良く目にしたらしいが、多くは盗掘のため見る事が出来なくなってしまい、今では亜高山でも少ない。
小形で花が開き切らず、上向きに咲くものをヤマトキソウと言う。
トキソウ ヤマトキソウ?