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「高山植物図鑑」登山道の花

アカネ科 多年草 壷・釣鐘 夏〜秋 s0783 沖縄含む日本全土に分布し、平地から低山草地などに生える蔓性の多年草。
葉は対生し、大きさ3−6cmで、楕円形から長卵形で全縁、先は尖る。
花は釣鐘形で先端が5裂して反り返り、径1cm前後。全体には白いが内側中心部は赤紫褐色になっている。
葉を傷つけると悪臭がするのでこの名だが、お灸(ヤイト)の跡に似ると言う事で、ヤイトバナの別名も有り、どちらも正式名だとして、それぞれ「ヘクソカズラ属」、「ヤイトバナ属」を名乗り、一属一種との紹介が見られる。
因みに、傷付ける事無く花の香りを嗅げば、なかなか良い香りがする、と、私は感じている。
ヘクソカズラ