検索ページへ  一覧表へ  富山橋トップへ 

「高山植物図鑑」登山道の花

イネ科 多年草 穂状集合 初秋〜秋 s0788 沖縄を含む日本全土に分布、里山から低山の樹林下などに生え、背丈10〜30cmになる多年草。
葉は長さ5−10cmで縁だけで無く、全体が波打つ様に縮れるのが特徴的。
花序は長さ約10cmで、詳しく見ると数個〜10個の短い枝を出し、小穂は長さ3mm程度で小花2個からなる、と言うが、茎に直接小花が付いた様に見える。
その穂には剛毛があり、果期には粘液を出して衣類などに付いて運ばれる。
子供の頃はこれもドロボウと云って、衣服に付いたら厄介なものだった。
小型だが笹の葉に似た縮んだ葉を見立て、この銘々だが笹の仲間ではない。
チヂミザサ