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「高山植物図鑑」登山道の花

ウリ科 一・二年草 円錐・総状集合 初秋〜秋 s0853 北海道から九州に分布、里山から低山の林縁などに生える蔓性の一年草。
雌雄異株と云う植物が多いが、それとは違って、実を付ける両性花の株と、雄花だけを咲かせる雄株が有り、雄株の花は総状になって白い花を、両性花株は長い柄で垂れ下がり、先端に白い花を1個咲かせる。(この映像は雄株だろう)
茎から巻きひげを出し、付近の草や木の覆いかぶさって伸び、下に何が有るか判らないほどに繁茂する。葉は薄く軟らかく、長さ5−10cmの角ばったハート形。
名の由来は瓜の様な実がなり、味が苦いからと云う事は連想出来、味を確かめたところ、その苦さは強烈で長引く事に驚いた。
帰化植物で悪者のアレチウリと同定してあったが、違うとの指摘が有り、ミヤマニガウリに変更した。07-3-22
ミヤマニガウリ