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「高山植物図鑑」登山道の花

アブラナ科 一・二年草 4枚(裂 春〜秋 s0855 北海道から沖縄に分布、平地から低山の道端などに生え、背丈10−50cm程度までになる越年草。
花期は4−9月、花径4−5mm程度で、枝先に花序を出し、4弁十文字形で黄色の小花を多数咲かせる。種子の鞘は1.5−2cmの棒状で、やや弓形になる。
茎には毛が無く表面はなめらか、葉にも毛が無く、長い楕円形から長い卵形で、縁には不揃いで大きめの鋸歯が有る。
低地ではスカシタゴボウに似るが、スカシタゴボウは葉が羽状に切れ込む事が多く、種子の鞘がずんぐりと短いのが特徴。
イヌ名の由来は、似ているが違う(異な物=否)と云う事から転じてイヌと付けられている。(役に立たないからではない)
イヌガラシの場合、カラシナに似ているが、カラシナの様に辛い菜では無いので、この名と言う事になる。
イヌガラシ