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「高山植物図鑑」登山道の花

キク科 一・二年草 その他形状 夏〜秋 s0867 「北アメリカ原産の帰化植物」平地から低山の湿気の多い場所で、人や車が通る様な場所に生え、背丈1mを越えるものも有る一・二年草。
花期は8−10月、花径10mm前後、橙色で花弁はほとんど無いか目立たず、花の周囲に車葉の様な発達した総苞が有るのが特徴。
種子には鈎針が付いていて、触れるとしつこく衣服にくっつき、離れた場所まで移動する。
葉は上部では単葉だが、下部では3−5奇数複葉になる。
この葉が木本のセンダンに似るから(何処が?)この名だとか、しかし、センダンを知る人は少ないと思うし、これからセンダンを連想するのは無理と思う。
コセンダングサが有り、車葉状の総苞が無く、やや乾燥した場所に生えると言う。
要注意外来生物に指定され、「河川敷や水辺の在来植物への競合・駆逐のおそれがあるとともに、代表的な水田雑草の一つである。」との事だが、富山の大辻山1361m頂上にまではびこっている。
アメリカセンダングサ