検索ページへ  一覧表へ  富山橋トップへ 

「高山植物図鑑」登山道の花

キク科 一・二年草 多数枚(裂 初秋〜秋 s0870 北海道から九州に分布、低山の日当り良い道端など、新しく切り開いた林道のり面などに生え、背丈40−120cm程度になる越年草。
沢山の枝に分れ、上部の葉は茎を抱き、中間がくびれた形が特徴的で、長さ5−10cm。
花期は秋から晩秋、枝の先に黄色いニガナの様な花が上向に咲き、花が終わると下を向く。茎を折ると白い乳液が出るのもニガナに似ている。
私の図鑑には多年草と書いて有るが、HPを検索すると、ほとんどは越年草としてあるので、私も一・ニ年草としておくが、必ずしも花が咲いたら枯れると言うことは無いらしい。
ハナヤクシソウと云う種が良く似るが、下葉は羽状に深く切れ込む。こちらは多年草らしい。
名の由来を知りたいところだが、定説はないらしいが、葉の形や茎に付く様子、薬効が有りそうと言う事から、(薬師)如来の光背の形に似ているとしてこの名が付いたという説に納得。
ヤクシソウ