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「高山植物図鑑」登山道の花

キク科 多年草 多数枚(裂 初秋〜秋 s0884

東北南部から九州に分布、里山から低山の日当り良い岩場の様な場所に生え、背丈40−80cmほどになる多年草。
花期は初秋から晩秋まで、舌状花は普通白色、やや淡紅色を帯びる事も有り、花径3cmほど、枝分かれして多数の花を付け、栽培小菊の様な雰囲気を持つ花を咲かせる。
葉は3中裂し栽培菊の様に切れ込んでおり、長さ4−8cm、表面は粉緑色、裏面には白い毛が密集している。
野菊はいろんな種類が有るが、そんな中で、リュウノウギクは、他の野菊とはやや違い、栽培菊の様な感じがするので、見分けやすいかも知れない。
名の由来は、香料の竜脳の様な香りがするからこの名だとか。

リュウノウギク