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「高山植物図鑑」登山道の花

カタバミ科 多年草 5枚(裂 春〜初夏 s0949 沖縄含む全土に分布、人里の草地や畑地などに生え、背丈15cm程度になる多年草。(この映像は、標高700m辺りの登山道入口で撮影した。)
上にはあまり伸びず、横に走出枝を出して広がるのが特徴。ハート形3枚組になった葉は、カタバミの仲間の特徴で、すぐに覚える事が出来る。
花期は春〜初夏で、花径2cmほどの黄色5弁で、花後の果柄は上を向いて立つ。花後の種子は草取りの時など触ると弾け、更にあちこちに広がる。
最近は帰化植物のオッタチカタバミが多くなり、在来のカタバミと混同している場合も多いかも知れないが、オッタチカタバミは上に立ち上がる事と、全体に毛が多い事が特徴。
子供の頃、この草を生のまま食べた様な記憶が有る。酸っぱい様な味がしたと思うが、こんな物を食べていたので、寄生虫が宿る事がしばしばであった。尚、この酸っぱい味は蓚酸で有毒、多食すると中毒する。
カタバミ