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「高山植物図鑑」登山道の花
シソ科 | 多年草 | 赤紫系白〜赤紫 | 円錐・総状集合 | 初夏〜夏 | s0988 | エゾニガクサなら、北海道から本州に分布、本州では数は少ないらしいが、やや日陰の草地に生え、背丈20−40cmになる多年草。 茎や葉に開出毛が多く、葉は卵形ー広卵形で、両面の毛が有り、大きさ2.5−4cm。 花時期6−9月で、長さ9mmほどの淡紅色唇形の花を咲かせる。 標高1400辺りの林道ノリ面で、やや湿り気の多い場所に生えていた。一見シソ科の植物と思った。 背丈60−80cm程度、枝分かれしており、枝先に粗い総状又は穂状になって蕾が付いており、開きかけのものは5mmほどの大きさだった。 付近にも同じものが何本か生えていたが、しっかり開いた花は見る事が出来なかった。ただ、散ってしまい、メシベだけが残っているものが見えたので、一緒に撮影して見た。 茎上部の葉は柄がほとんど無く、鋸歯が目立っていた。全体に毛が多い様に感じた。 一緒に行った者が嗅いだり噛んだりして見たが、特に良い香りは無く、味は少し苦いと言っていた。 エゾニガクサとも全体の大きさ、花形状が違う様に思い、ニガクサ・ハエトリソウなども候補にしたが、開出毛の感じがかなり違う様に思われる。 |
エゾニガクサ? | |
焼 |