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「高山植物図鑑」登山道の花

アブラナ科 多年草 4枚(裂 春〜初夏 s1045 ヨーロッパ原産の食用野菜が野生化した帰化植物、水温の低い清流などに生育し、背丈20−50cmになる多年草。(この映像は標高600m、水が染み出す様な草地で撮影)
茎は中空になっており、水に浮いて生育する。葉は奇数羽状複葉で、春、花が咲く前の小葉は広卵形−円形で1−5対になる。花最盛期は茎が伸び、茎葉の形状がかなり違い、小葉も先端の小葉もは細くなる。
花期は春から初夏、総状の花序に4弁白色、径4−5mmの小花を付ける。
私の図鑑では、この映像の様に、葉の細いものをオランダガラシとして記載しているが、ネット検索では小葉の大きいものが多い様だ。
従って、小葉の大きいもの、特に先端の小葉は5cm近くにもなるものをを、オランダガラシとして区別しておく。
最近は、香草のクレソンと言った方が名が通っているが、売っている物は、片方か両方ともかは不明。
コバノオランダガラシ(Nasturtium microphyllum Reichb.