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「高山植物図鑑」登山道の花

ユキノシタ科 多年草

黄緑系白〜緑
笠・球形集合 春〜初夏 s1071 この映像は標高1100m辺りで撮影したが、北海道から九州に分布、主に里山の水が滲み出す様な場所に生え、背丈5−10cmほどで群生する多年草。
葉には柄が有り対生し、長さ10−20mm、丸っぽい鋸歯になっており、茎先端近くは黄色く色付く。
花期は3−4月、花は茎先に集まって付き、花弁は無く、鮮黄色の萼裂片が花弁の様になって直立し、その径が2mm程度で、内部には雄しべ4本が有り、葯は黄色で萼裂片より外に出ない。花の下に茎葉と同形の苞葉があり、鮮黄色になる。
下の「ネコノメソウ比較表」に見られる様に、ネコノメソウの仲間には種類が多く、各地にいろんなネコノメソウが有り、微妙な違いで区別しているものも有る。
銘々は、種子が裂開した状態を見ると、猫の目に似ているからだと言う。
ネコノメソウ