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「高山植物図鑑」登山道の花

アヤメ科 多年草 青系白〜青紫 3枚(裂 初夏〜夏 s1098 北海道から九州に分布、里山から低山の湿地や草地に群生する事が多く、背丈1m程度までになる多年草。
花期は6−7月、茎先端に径10cm程度、濃紫色の花を付ける。3個の外花被片は外に反り返り、基部に黄色の筋状斑紋が有るのが特徴で、小さな内花被片は直立する。
葉は平らな線形(剣形)、直立して長さ60cm程度で、中脈が太く目立つ。
元々はハナショウブだったが、園芸品ハナショウブが巾を利かす様になり、区別のため野生のものをノハナショウブと言われる様になり、今では正式名になってしまっている。
同定の決め手は、外花被片基部の黄色斑紋、交配育成を重ねた園芸品のハナショウブにもこの黄色痕跡が残っている。
ノハナショウブ