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「高山植物図鑑」登山道の花

キョウチクトウ科 蔓性木 5枚(裂 初夏〜夏 s1108 本州から九州に分布、里山から低山の、木や岩斜面に這い登る常緑の蔓性木。
葉は対生し、花が咲く様な成木は、表面に光沢が有り全縁、大きさ5−10cmの楕円形、日陰で花が咲かない幼木は葉が小さく、大きさ2―3cm程度で、同一直物とは思えないほど様子が違う。
茎からは細い気根を出し木の幹などに着くが、幹に巻き付く事は無いので、取り付かれた木にはさほど負担にならないとか。
花期は5−6月、径3−4cmの5裂形で、裂の先端が巴状に平開する。最初は純白で終わり頃には黄色くなる。
名前は鎌倉時代の歌人、藤原定家の愛したと言う、13歳年上の女性の墓所に絡み付いたと言う説に由来するとか。
テイカカズラ