検索ページへ  一覧表へ  富山橋トップへ 

「高山植物図鑑」登山道の花

ミカン科 高木 円錐・総状集合 初夏〜夏 s1144 本州から九州に分布、里山から低山に生え、背丈15m近くになる落葉高木。
葉は互生し、大きさ50−70cm、奇数羽状複葉で小葉が8−15対、側小葉は長楕円形から披針形、長さ8−15cm、表は濃い緑色でなめらか、裏はやや粉白系の緑色、縁は低い鈍鋸歯が有り、先端は細く尖る。
花期は7−8月頃、新しい枝の先に円錐総状花序を出し、白色の小花を咲かせる。雌雄異株で、果実は11月から冬にかけ、赤くなる。(種子は黒い) 
枝には鋭い棘がある。成長しても樹皮にはいぼいぼの棘のあとが残る。カラスが種子を食べるのでこの名前だと言うが、他の鳥も好んで食べるらしい。 
カラスザンショウ