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「高山植物図鑑」登山道の花

ラン科 多年草 実・種 初秋〜秋 s1171 北海道から九州に分布、低山の林下に生え、背丈50cmー80cm程度の多年草。
葉緑素を持たない腐生植物で、腐生菌と共生するので、葉は退化している。 
花期は6ー7月、茶色い茎を伸ばして枝分れし、径2ー3cmの黄色い花を総状につける。花の唇弁は円形で、縁は細かく裂ける。
果実は肉質の赤色、形はアケビ(バナナ)状で長さ6ー10cm程度、中には白い果肉に、ゴマ粒より細かな種子が混じっている。
この映像は、果実の重さに耐えられなかったか、根元で倒れていたもの。
ツチアケビ 果実