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「高山植物図鑑」登山道の花

ユキノシタ科 多年草 笠・球形集合 春〜初夏 s1196 北海道から近畿と、四国の一部に分布、沢沿いの湿った岩上や砂礫地に生え、背丈10−15cmほどになる多年草。
茎葉は互生し、苞葉、茎葉、根生様とも鋸歯が浅くて粗く、丸っぽい形は赤子の手の様で、愛嬌が有る思う人が多いらしい。
花期は4−5月、花は萼裂片が緑色で平開し葯は黄色、他のネコノメソウと同様に、花弁は無く、萼と苞葉が黄色く色付く。
花が終わる頃から、走出枝を長く出して伸び、その先に根を出して増えるのが特徴。(横に伸びる走出枝が見えるだろか)
タチネコノメソウに似ているが、タチネコノメソウは花後に走出枝を出さない事で区別する。
ツルネコノメソウ