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「高山植物図鑑」登山道の花

ボタン科 多年草 5数枚(裂 春〜初夏 s1207 本州の関東から九州に分布(北陸には純粋な自生は無い)し、明るい落葉樹林下部や谷などに生え、背丈50cm程度になる多年草。
茎葉は2−3枚互生し、2回3出の複葉で、小葉の大きさ8−15cm程度、両面とも無毛で裏面は白色を帯び、質は柔らかい。
花期は春の終わりから初夏の頃、径4−5cmの5弁白色の、シャクヤクに似た花を1個咲かせる。
この映像は、標高500m辺りの人里近く、登山道脇で撮ったものだが、ヤマシャクヤクは減少が著しい植物の1つで、減少の原因として、盗掘や落葉樹林の減少や、杉植林の放置などが上げられているので、何時まで見られるやらと言う事で、証拠写真としておく。
ヤマシャクヤク