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「高山植物図鑑」登山道の花

クルミ科 高木 黄緑系白〜緑 穂状集合 春〜初夏 s1231 中国原産の帰化植物で、街路樹などとして植えられていたものが、あちこちに自生している場合が有り、背丈20mを越すほどになる落葉高木。
葉は偶数羽状複葉で、中軸に翼が有るのが特徴、小葉は7−10対程度で、大きさ5−10cmの長楕円形、やや光沢を感じ縁には鋸歯が有る。
雌雄同株で、5−6月頃に、雄花も雌花も穂状の花序で、長さ20cm程度になって垂れ下げ、雄花は黄緑色の小花を密に付け、雌花はやや赤味を帯びた小花を粗く付ける。
サワグルミなので、いわゆるクルミの様な果実にはならず、果実穂となって小さな種子となる。
この映像は称名滝駐車場の段差のり面に、ナナカマド共に有ったもの、多分植えたものだろうが、辺りの植生に合わせ在来のサワグルミを植えたつもりが、間違えているのではと思う。
シナサワグルミ