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「高山植物図鑑」登山道の花

マメ科 小高木 赤紫系白〜赤紫 円錐・総状集合 初夏〜夏 s1235 本州、四国、九州の里山から低山下部に分布、背丈5−10m程度になる落葉小高木。
樹形は枝が太く横に広がり、葉は互生し、典型的な2回偶数羽状複葉で、羽葉は5ー15対、小葉は15−40対。葉全体の大きさは40−50cmにもなり、細かな小葉は1−2cm。 
花期は7−8月、枝先に10ー20個の花が集る花序を付け、花弁も雄しべ雌しべが有るが、それより花糸は淡紅色で長さ3−4cmと長くて目立ち、ネムの花と云えばこれを見ている場合がほとんどだろう。
花後の果実は豆果、長さ10cmほどで、10個ほどの種子が入る。
当地では、平地や里山では簡単に見つかるが、人里であっても、500mを越えると、まず見る事が出来ない。やがて、この花が1000mで見られる様になるのかどうか・・・
ネムノキ