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「高山植物図鑑」登山道の花

オオバコ科 多年草 穂状集合 s1257 白山から北の日本海側に分布し、亜高山から高山の雪田草地の様な場所に生え、背丈5−15cmになる多年草。絶滅が危惧される希少種。
花期は7−8月、長さ5−15cm程度の花茎を出し、茎中間より上部で花穂となり、疎らに小花を咲かせる。花は白色なのだが、雄しべの葯が暗紫色になり、やや目立つので暗紫色の花に見える場合が有る。
葉はロゼット状の根生葉になっており、大きさ4−8cmのスプーン形、全縁で表面も裏面も毛が多く粉白色に見えるほどで軟らかい。
毛の無い(少ない)ものが有り、ケナシハクサンオオバコとして別扱いする。
ハクサンオオバコ