検索ページへ | 一覧表へ | 富山橋トップへ |
「高山植物図鑑」登山道の花
ブドウ科 | 蔓性木 | 茶褐色〜黒系 黒 |
円錐・総状集合 実・種子 |
秋〜晩秋 |
s1288 s1347 |
本州から九州に分布し、里山から低山の雑木林に生え、他の木に絡んで立ち上り、10m以上にもなる落葉蔓性木。 葉は互生し大きさ5−10cm、三角形と云うより心形で、縁には浅い鋸歯が有り、表面は緑色で裏面はやや白っぽい緑色。 雌雄別株で、花期は初夏の頃、目立たない黄緑系の花が咲き、秋には径6−7mmの液果が黒く熟す。 似た実を付けるエビヅルが有り、葉の形が浅く3−5裂するので、見間違う事は無いと思う。 子供の頃はこのサンカクヅルの事をグンドと言い、秋には甘くて美味しい実として食べたものだが、エビヅルはスイベと言い、酸味が強く味は今一だった様に記憶している。 |
サンカクヅル 実 | |
落 |