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「高山植物図鑑」登山道の花

スイカズラ科 低木 赤紫系白〜赤紫 5枚(裂 春〜初夏 s1318
s1319
東北南部から九州の主に太平洋側に分布するとされ、低山の日当たりの良い林縁などに生え、背丈1−2m程度になる落葉低木。
花期6−7月、枝先に長さ2−3cmの、ラッパ状で先端が浅い5裂、咲き始めは花全体が白色地、その後赤紫色に変わり、全体を見ると、淡い赤紫色のものと、花全体が白色地の2色の花を咲かせているのが特徴。
若い枝の陵には毛が有るのが特徴で、葉は対生し、大きさ10cm程度の楕円形から長楕円形で先は鋭く尖り、縁には鋸歯が有る。
太平洋側の低地には、良く似たハコネウツギが有り、若い枝には毛はないのだと言う。
1枚目は神通川上流で標高700m、極淡いピンクと白色の2色だった、2枚目は黒部川支流で標高700m、ピンクが濃かった、たぶんニシキウツギだろうと思っているが、両方とも日本海側で撮ったので、分布域としては定説と違っている。
ニシキウツギ ikeさん撮影
(私も見たが撮影しなかった)