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「高山植物図鑑」登山道の花

リンドウ科 一・二年草 青系白〜青紫
5枚(裂
種子
春〜初夏
s1329
s1426
北海道から九州に分布し、里山から低山の日当りの良い林床など、湿地よりは乾燥した場所に生え、背丈5−10cm程度の越年草。
花期は4−5月、茎先に径10−15mmの淡青紫色、5弁(裂、弁中間に小さな副弁が有り、ラッパ形の花を、1−2個咲かせる。花内部には斑点が有るのが特徴。
花期の根生葉は2枚で小さく、無い様にも見え、茎葉は対生し大きさ5−10mm程度の広めの卵形で、やや分厚く感じる。
ハルリンドウやタテヤマリンドウとよく似るが、両種とも湿地に生える事が多く、茎葉はフデリンドウより細く披針形、ハルリンドウは根生葉がロゼット状で、3cm近くと大きく、タテヤマリンドウはロゼット状だが、ほとんど目立たない大きさ。
蕾の時は筆先の様に見えるからこの名だそうだが、この種の小形のリンドウは全部その様に見えるのだが・・・
フデリンドウ フデリンドウ 種