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「高山植物図鑑」登山道の花
イネ科 | 多年草 | 黄緑系白〜緑 | 円錐・総状集合 | 初夏〜夏 | s1051 s1350 |
欧州原産で、アメリカから牧草として渡って来た帰化植物、道路のり面補強に使われた事も有り、今や全国に分布し、平地から低山の道端や空き地に生え、イネ科花粉症の主たる原因として悪名高く、背丈1m程度になる多年草。 花期は5−6が頃、茎先に20−40cmの円錐花序を出し、枝の片側だけに淡緑色の扁平な小穂が沢山付く。 茎は根元から何本も立ち上がり、大きいな株になる、葉は白緑色でやや青みも帯び、幅5−10mm程度の線形、鞘は茎を抱き上部に毛が有る、植物体は柔らかく、牧草に適している様に見える。 要注意外来生物に指定され、「在来植物への競合・駆逐のおそれがある」との事で、栽培する人はいないだろうが、出来れば駆除したい植物。 こんな物は登山道の花とは言えないが、これから標高の高い、車道や登山道の有る所に進出しそうなので、注意喚起として記載して置く。 |
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