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「高山植物図鑑」登山道の花

キク科 多年草 多数枚(裂 s1382 北海道と北アルプス、東北の一部に分布し、高山帯の草地や砂礫地に生え、背丈20−30cm程度になる多年草。
根元にへら状の葉が数枚有り、茎が1本立ち上がって、茎途中にも葉が対生し、茎葉の大き5−10cmほどで、茎も葉も毛が密生している。
花期は7−8月、茎先端に径3−5cm程のヒマワリの小型の様な花が付く。外観はウサギギクより毛が多い場合があるものの、その差は比べて見ても判らない程度。花を分解してみると、筒状花の筒部(基部)に毛が無いのが特徴と言われているが、それも確認は無理と言うもの。エゾウサギギクの方が母種になる様で、ウサギギクはその変種という事になるらしい。
茎途中のへら状の葉に毛が生えており、その毛と葉の形をウサギの耳に例え、ウサギギクになったとの紹介が多い。
エゾウサギギク