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「高山植物図鑑」登山道の花

ハナヤスリ科 多年草 黄緑系白〜緑 穂状集合 秋〜晩秋 s1401 本州から九州に分布し、里山から低山の日当たりの良い草地に生えるのだが、時々刈り払いがされる様な、背の低い草地に生育し、背丈20−50cm程度になる、冬緑性シダ植物の多年草。
根元に栄養葉が有り、3出3回羽状複葉で更に深裂し、全体の葉形は三角形から五角状、小葉は広卵形で鈍頭、縁には鈍鋸歯が有る。
花では無いので花期ではないが、10月頃から円錐状の胞子葉を伸ばし、上部に黄色っぽい胞子のうを付ける。
似たものにオオハナワラビやアカハナワラビ等が有り、栄養葉の様子等により見分け、両種は鋸歯の先が尖る。
フユノハナワラビ