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「高山植物図鑑」登山道の花

バラ科 蔓性木 その他集合 春〜初夏 s1465 北海道南部から屋久島に分布、里山から低山の乾いた痩せ地に生える常緑高木。
花期は5月頃、スギ花粉が終わる頃、アカマツの花(雄花)をを見る。米粒ほどの大きさの粒が総になった様に付き、黄色い花粉を飛ばす。雌花は特に花の形はしていないが、やはり米粒ほどのマツボックリ形で、今年新枝の先に2−3個付く。一年がかりで熟成し、次の年の秋にマツボックリとともに落ちる。
葉の説明は省略。
最近は松林の下生えを刈り取って焚き木に利用する事は無いので、土壌が富栄養化し、アカマツの樹勢が衰え、そこに害虫が入り込んで木を枯らすと言われ、その松枯れが全国に広がっている。
樹肌が赤くなるのでこの銘々、黒い樹肌のクロマツは主に海岸近くに生え、山では野生のものを見る事が無い。
アカマツ アカマツ樹肌