検索ページへ  一覧表へ  富山橋トップへ 

「高山植物図鑑」登山道の花

ニシキギ科 蔓性木 黄緑系白〜緑 4枚(裂 s1493 北海道から九州に分布し、里山から低山の樹林に生え、気根を出し樹木に付着して登り、10m以上の背丈になる常緑蔓性木。
葉は対生し、大きさ3−6cmで楕円形から長楕円形で葉先は短く尖り、表は光沢が有る緑色、裏淡緑白色、縁には丸っぽい鋸歯が有る。
樹木に絡んで成長うを続けると、樹木の幹が判らなくなるほどに、大きく成長する。
花期は6−7月、葉脇から集散花序を出し、径5−6mm4弁、白系黄緑色の小花を咲かせる。果期は10−11月、径5−6mmで熟すと表皮が裂け、赤い種子が露出する。
よく庭の生垣に使われるマサキが有り、その仲間の蔓性木と言う事でこの名。
ツルマサキ