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「高山植物図鑑」登山道の花

ユリ科 多年草 茶褐色〜黒系 円錐・総状集合 s1504 本州から北海道に分布し、低山から亜高山帯の林内や草地に生え、背丈50−100cm越え程度になる多年草。
花期は7−8月、円錐総状花序を出し、個々の小花は径10mm程度、6弁で暗紫褐色、花序の主軸には両性花、横に延びた枝には雄花が付く。
葉は茎の下部に数枚あり、幅4−5cmで長さ20−40cmの、細長い皮針形で根元に集まって付く。
葉付け根付近の茎に、枯れた葉がシュロの毛状になって残っているので、この名があると言う。
標高を上げると、良く似たタカネシュロソウが有るが、やや背が低く花序が短いので、花が蜜に付いている様に見えるが大差は無い。
春新芽の頃、ギボウシに似ているが、良く間違えるバイケイソウと同様に毒草。
シュロソウ