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「高山植物図鑑」登山道の花

キク科 多年草

その他色
多数枚(裂

閉鎖花
春〜初夏

秋〜晩秋
s1525

北海道から九州に分布し、里山から低山の日当りの良い草地や歩道脇などに生え、春は背丈5−15cmになり、秋は30−50cmほどになる多年草。
春と秋に全く違った花を付けるのが特徴で、春の花は4−6月、径2cm程度のヒマワリ形、舌状花表面は白色で裏面は紫色を帯びる。秋の花は9−11月、春の花より多数の花茎を出し、先端に閉鎖花を付け、タンポポの様な種になる。
春の葉は長さ10cm程度、羽状になり損ねた様な形で、葉柄途中に小さな葉片と、先端に大きな葉が有る。秋の葉は長さ10−15cmで、羽状に中裂する。
名の由来は、秋の花が多数の槍を立てた様に見える事から来ている。
センボンヤリ(春花)