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「高山植物図鑑」登山道の花

カヤツリグサ科 多年草 穂状集合 春先〜春 s1526 北海道から九州に分布し、里山から低山の明るい林下や林縁に生え、花茎背丈20cmほどになる多年草。
葉はやや光沢が有り、長さ20−40cm、幅はカンスゲの仲間としては広く5−15mm程度で、中央脈が凹み両側に稜線が有って端が下がり、はっきりしたM字形断面になるのが特徴。
根元から匍匐茎を出して増えるので、群生になりやすいらしい。
花期は3−5月、細い穂を出し、上部にブラシの様な雄花を咲かせ、下部に雌花の集まった穂を付けるのは、他のカンスゲの仲間と似ている。
オクノは山奥の事ではなく、東北奥羽の事だと言う説が有るが、説得力は低い。
オクノカンスゲ